■メガネもキレタ!
最近電車通勤です。(自転車通勤強化期間は終了しました(笑))
仕事場から駅まで、徒歩でおよそ30分。
毎日てくてく歩いて帰ります。
歩くのは嫌いじゃあないし、なかなかお気に入りの通勤コース。
服装もジーンズにシャツだし、
(ノートもペンも仕事場におきっぱで)荷物もほとんど持ってないから
端から見ればただの散歩している人に見えるかもしれません。
(以下、リアル日記とお小言です。)
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都会暮らしだった俺にとって、田舎の駅は随分と小さく感じます。
この駅は地形的に小高いところにありまして
改札口まで細い昇り階段が続いていたりします。
高いところにある小さな駅とは言っても、
最低限の機能は果たしてくれていまから、特に不満なところは見当たりません。
ああでも、都会と比べると
乗客や駅内を行き交う人の数はホント少ないかも。
客層自体も、学生さんやお出かけ帰りのご老人が多めかなぁ。
日もとっぷり暮れた
そんないつもの帰り道のことです。
例の駅の階段に、
『 少年3人組 』が居座っていることに気づきました。
彼らはきっと10代後半か、20代前半。
3人とも見事にあか抜けた茶髪に金髪です。
見るからに若々しいエネルギーが溢れ出していました。
少年たちはデレンっとした白いジャージにサンダルを履いてて。
そうそう。
いわゆるコンビニで「たむろ」してる的な、あんなカンジの少年。
あ、こんな田舎にもこんなヤツらが居るんだあ
あんなにキレイに髪の色を抜くのも大変だったろうなぁ~(´▽`)
って、色んな意味で感心してしまいました。
(ほら。マメに脱色しないと色も出ないし、プリン頭になっちゃうの。←経験者談)
でね。それだけだったら良かったんです。
良かったんですけど
このちっちゃい駅の、決して広くはない階段に横並びになって、
何やら大きな笑い声を上げて騒いでいました。
そしてね
俺のすぐ目の前を歩いていた大人しそうな若い女性に
ちょっかいをだしていたわけなんです。
ちょっかいって表現するのもなんか変ですけど。
階段を昇っているその女性の目の前に、わざとらしく立ち塞がって、
咳き込んだり、大きな声を出して笑ったりして。
まるで女性をからかって遊んでいる様子です。
驚いたのは女性のほうです。かわいそうに。
幅の狭い階段に少年が3人居座っていたものですから、
そのまま真っ直ぐに逃げ切ることもできません。
「あわわ」ってな感じに横によろめいて、
うつむいたまま階段の一番上まで昇りきると、
改札に向かって慌てた様子で駆け込んでしまわれました。
いやー、後ろからこれを見てて
俺としても、久しぶりにピキーンときまして。
思わずガンつけて、少年たちに言ってしまったんです。
「こんなとこにいたら邪魔ですよ」
や、ホントそうですって。狭いんだもん、この階段。
それにさ、彼らにとってはちょっとした遊び感覚なんだろうし。
注意せず放っておいたら、他の人にも同じことをするかもしれない。
彼らは面白半分かもしれないけど、
された側からすれば迷惑この上ないです。
俺とかだったらまだ別にいいんだけど、
前述のお年寄りの方とか、女性の方とかね。びっくりしてしまいますよね。
誰かに注意されるなんて微塵も思ってなかったのか、
少年たちはキョトンとした表情を浮かべました。
俺としてもね、
何か反論してくるなら来いよ
騒ぐなら部屋でひとりでやってろよ
俺の前でまかり通ると思うんじゃねえぞ
・・・くらいなね。半端な気持ちで口にしたわけではなかったんですよ!
・・・が
案外、借りてきた猫のように
少年たちがすっかり大人しくなってしまいました。
少年同士、お互い顔を見合わせて、3人とも目を白黒させています。
まぁ・・・俺としても、それ以上言うことも無くなってしまって、
言いっ放したまま、改札口に向かって歩き出しました。
何より30分に1度しか来ない“電車の時間”が気がかりでした(苦笑)
階段を上りきり、改札に定期券を通しかけた時、
背後から先ほどの少年のものらしき叫び声が、耳を突き抜けていきました。
「メガネザル!!」
メ
メっ
メガネザル・・・!w
いや、間違いなく俺のことです。例のメガネをつけていましたし。
しかしなぁ。生まれてこのかた25年、
メガネザルと言われたのは本当に初めてだ。
思わず振り向きました。
「はあ? もう一度言ってみろ、この脱色ザル」
・・・って口走りそうになり、
最初の「は」だけが発音されて、哀しく宙を凪いでいきました。
少年たちの姿が、ダッシュして逃げたのか、もう既に無かったんです。
・・・い、言い逃げかよ!
ガマンガマン、俺はもういい年なんだから・・・。
発音されなかった残りを喉の下にゴクンと飲み込みました。
しっかし、メガネザルとは。
俺に対してとっさに見つけた言葉が、とりあえずソレだったんだろうか(笑)
なんだか小学生みたいな言い草です。
時間が経つにつれ、可笑しくなってきて、口元が緩んでしまいまして。
それにしても脱色ザルって、あれだ。
我ながらショボい文句だった。語呂もサイアクだし・・・。
お互いボキャブラリィの少ない、恥ずかしい低レベルな戦いです。
「わたくし、どうやらメガネザルらしいです;」
家に帰ってすぐ、
一緒に暮らすあの方に(同情欲しさに)泣きついてみたところ
「あんまりむやみに暴れないように・・・(`д´)」
と、すっかり呆れられてしまいました。
す。すいません・・・;
そもそも、相手を“罵倒する”こと自体が稚拙な行為なんです。
だから小学生のような程度の低い言葉しか出てこないのかもしれません。
ひどく反省してしまいました。
うーん、ダメだなぁ・・・。気をつけよう。
あの時こう注意すればよかったのかな、と
後になって頭の中で色々と訂正を繰り返してしまうのでした。
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